プラサート・ブンチャイスック工業相が明らかにしたところによれば、投資委員会（ＢＯＩ）は一〇月七日に開いたキティラット・ナ・ラノーン副首相を議長とする本会議で、大規模投資プロジェクト３１件を認可した。合計投資額は１５２５億８８００万バーツ。自動車・同部品製造が５８９億６０００万バーツ、電力生産が５５８億２０００万バーツ、その他が３７７億９０００万バーツだった。

　ホンダ・オートモービル（タイランド）はプラチンブリ県ロジャナ工業団地に乗用車組立と部品生産の工場を建設する。投資額は３３２億４０００万バーツ。乗用車の年産能力は２４万台。このほかにエンジン部品やその他部品も製造する。

　泰国いすゞエンジン製造は、ピックアップ車以外のディーゼル・エンジンの生産拡張に２０億バーツを投資する。ラーカバン工業団地の工場を拡張するもので、年産能力は４万３６５０基。日野自動車製造（タイ）は自動車部品製造で７４億４７９０万バーツを投資する。サイアム・トヨタ・インダストリーは乗用車とエコカーのガソリン・エンジンの生産能力の増強に５１億９６６０万バーツを投資する。


日付 : 2013年10月14日

By : 週刊タイ経済