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タイ首相、全国の化学工場の検査指示=事故多発で

 タイのインラック首相は7日、東部ラヨン県の化学工場で、爆発火災事故や化学物質が漏れ出す事故が相次いだことを受け、工業省に対しタイ全土の化学工場を3カ月ごとに検査し、安全対策を向上させるよう指示した。検査結果は、工場の操業許可の延長に反映させるという。タイ国営通信(TNA)が伝えた。

 首相は、現在の各工場の安全対策は国際基準に合致していると述べたが、見直しと強化が必要だと語った。首相は6日、東部ラヨン県マプタプト工業団地の爆発火災事故を受け、ヨンユット副首相兼内相、ポンサワット工業相とともに現地入りし、負傷者などを見舞った。首相は、事故による大気中の有害物質を調査する委員会を設置するよう指示。委員会は、天然資源・環境相、公害局、工業団地、民間企業の関係者で構成し、3カ月ごとに団地周辺の大気の状況をチェックさせるという。


日付 : 2012年05月08日

By : 時事速報

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