BOI、製鉄ダストリサイクルへの奨励策審議へ=複数の外資系企業が関心-工場局長
工業省のアティット工場局長は、同局や鉄鋼研究所、産業経済事務局の代表で構成する作業部会がこのほど製鉄ダストのリサイクル事業に対する投資奨励策について調査結果をまとめ、ポンサワット工業相に提出したことを明らかにした。
製鉄ダストリサイクルは、製鉄過程で発生する鉄分などを含んだ粉じんから還元鉄を製造するもの。同局長は、複数の外国企業が同事業への投資に関心を寄せているため、タイ投資促進委員会(BOI)が関係機関に調査を指示していた。
ポンサワット工業相は、今月28日のBOI小委員会で同調査結果を審議し、投資促進の対象業種に指定するかどうか判断する。
また同局長は、自動車や電気、電子など鉄鋼を利用する産業の急成長に伴い、有害物質である製鉄ダストも増えており、埋め立てによる処理方法は経費が高いとし、リサイクル業を早期に導入するべきだとの見解を示した。ただ、実施に当たり環境影響調査を行う必要があると強調した。
関係筋によると、外国企業4社がBOIに対し、リサイクル業について投資促進権を申請している。これに英系ジンク・オキシ、スイス系グローバル・スチール・ダスト(タイランド)および米国とノルウェーの企業が含まれている。また、日系企業も投資申請を予定しているという。
日付 : 2012年02月22日
By : 時事速報
製鉄ダストリサイクルは、製鉄過程で発生する鉄分などを含んだ粉じんから還元鉄を製造するもの。同局長は、複数の外国企業が同事業への投資に関心を寄せているため、タイ投資促進委員会(BOI)が関係機関に調査を指示していた。
ポンサワット工業相は、今月28日のBOI小委員会で同調査結果を審議し、投資促進の対象業種に指定するかどうか判断する。
また同局長は、自動車や電気、電子など鉄鋼を利用する産業の急成長に伴い、有害物質である製鉄ダストも増えており、埋め立てによる処理方法は経費が高いとし、リサイクル業を早期に導入するべきだとの見解を示した。ただ、実施に当たり環境影響調査を行う必要があると強調した。
関係筋によると、外国企業4社がBOIに対し、リサイクル業について投資促進権を申請している。これに英系ジンク・オキシ、スイス系グローバル・スチール・ダスト(タイランド)および米国とノルウェーの企業が含まれている。また、日系企業も投資申請を予定しているという。
日付 : 2012年02月22日
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