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マスター・グループ・アジア 日産車ディーラー買収を計画

 自動車販売のマスター・グループ・コーポレーション・アジア(MGC)は、取り扱う自動車ブランドを多様化するため、日産車ディーラーの買収を検討している。サンハウット・タムチュアンウィリヤ社長によれば、2、3のディーラーとの間で交渉を進めているという。同グループは取り扱いブランドを手っ取り早く多様化するため、既存ディーラーの買収を主な経営戦略にしている。昨年には都内に3店を経営するホンダ車ディーラーのサミット・ホンダ・オートモービルを買収、ホンダ車取り扱い店は4店に増えた。

 同グループの日産車販売実績は年間約600台。日産車の販路は都内ヤワラートにある1店舗だけとなっている。一方、ホンダ車の昨年の販売台数は4735台。買収により14年の1150台から大幅に増えた。

 同グループは2000年設立。BMW、ミニ、ロールスロイス、アストンマーティン、ホンダ、日産車を販売しているほか、中古車販売、サービスセンター、レンタカー、自動車保険ディーラー、自動車運転教習場などの事業も展開している。昨年の同グループの新車販売台数は約1万台。主力はホンダ、BMW/ミニとなっている。

 同グループは現在、MGCアジア・オートコンプレックスと名付けた自動車販売・サービスの総合施設をプーケットとハジャイに建設中。プーケット店は10月、ハジャイ店は来年第1四半期のオープンを予定している。この施設ではMGCが取り扱う全ての自動車ブランドを販売する。


日付 : 2016年09月19日

By : 週刊タイ経済

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