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タイ国トヨタ社長 チャクラモン工業相と会談

 タイ国トヨタ自動車の棚田京一社長は一〇月六日、チャクラモン・パースクワニット工業相を訪問し、タイ政府に国内の新車販売刺激での支援を要請した。今年一~八月の国内新車販売台数は59万7273台で、前年同期比38%減となっている。国内市場の不振から同期の生産台数も124万台にとどまり、前年同期比28%減少している。首位のトヨタの同期の新車販売台数は前年同期比38・3%減。

 チャクラモン工業相によれば、棚田氏は政府に、トラックの最大重量を1・6トンから2・2トンに改める法改正の検討も求めている。大型車の生産技術やニーズの変化から車体重量が増えているとしている。改正によって、タイからの輸出展開も可能になる。

 チャクラモン工業相は、日本の中小企業の海外進出を促進する日本政府の政策に沿って、日本の中小部品メーカーがタイへの進出を計画していることで、タイの地場部品メーカーが注文を奪われるとの懸念を表明している。これに対し、棚田社長は注文を減らさないことを約束している。


日付 : 2014年10月13日

By : 週刊タイ経済

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