超音波バリ取り洗浄装置の特徴
超音波バリ取り洗浄の概要 |
液体(水、またはその他の洗浄剤及び溶剤)の中に強力な超音波を発生させ、当社独自の技術とノウハウで、球状(直径6~8mmΦ)の微小真空核群(これが超音波で発生する本当のキャビティ)を無数に生成させる。 この微小真空核群=マイクロ・ギャラクシー=真正のキャビティ の生成と消滅時に、正と負の衝撃力が発生する。 この[正と負]の衝撃波は、1秒間に20000回以上生成と消滅を繰り返す。
気体の高速移動のひとつの例がガス爆発であるが、微小真空核群の生成と消滅時の高速移動するものは、はるかに密度の高い液体である。 液体が秒速200~300mで移動し(正の爆発)、次は逆方向に、秒速250~350mで移動(負の爆発)する。 これが1秒間に20000回以上繰り返され、無数の微小真空核群が、同期しながら生成と消滅を繰り返す。
つまりバリの近くに発生した微小真空核群=キャビティは、バリに即ち、1秒間に20000回以上も正と負の衝撃力(別な表現をすれば、押す、引くを繰り返す)となる。
この結果、微小なヒゲバリは一瞬で吹き飛んでしまい、つぶれて本体にへばりついているバリは、正より負、つまり引っ張りの方向に働く衝撃力の方が強いため、徐々に引き起こされ、同様の繰返し応力により破壊(折られ)除去される。 後は精密洗浄工程である。
これが、まったく新しいバリ取り技術、超音波バリ取り洗浄技術である。
超音波バリ取りの特徴 |
詳細やご質問などお気軽にお問い合わせ下さい。 当社の超音波洗浄技術を駆使し、最適な装置をご提案いたします。