タイ サンメイ
タイ国内から中国、香港、ベトナム、フィリピンまで日本と同水準の表面処理技術を現調化

ネプロス処理は、ステンレス表面の化学的な研磨処理法です。

医療用注射針や縫合針、ハードディスク等の電子部品など、電解研磨や機械研磨では仕上げることが難しい、細かくて凹凸のある場所や、細い管の中などのバリ取りや表面光沢仕上げに効果を発揮します。
ネプロス処理後の表面は安定し、サビが発生しにくくなります(不動態化)
秒単位、分単位での処理時間を管理する事により、ミクロンオーダの研磨量をコントロールでき、常に安定な製品品質を管理することが可能です。

■ネプロス処理法は下記の2つに大別できます。

【A(Asid)処理】
切削加工や機械研磨によるミクロンオーダのツールマークや、微小なバリを除去
するのに適しています。

【B(Brightness)処理】
上記A処理の延長で、ステンレス表面の平坦性を向上させ、光沢性や美観性が
向上します。

 

ネプロス処理の概念

基本工程

主な金属(合金)と、対応するネプロス化学研磨光沢材

 ステンレスニッケル
インコネル
 オーステナイトマルテンサイトフェライト
 SUS303、304、XM7
ロストワックスSCS13、14
SUS316、316L
 光沢バリ取り光沢バリ取りバリ取りバリ取りバリ取り
新#505
#507
 アルミニウム銅・真ちゅう純チタン
チタン合金
#27・AI   
#103-M, #103-M2   
L-11   
#601   

 

実例

 

材質:SUS304(光沢)

 

材質:SUS304(焼け取り)

 

材質:純チタン(バリ取り)

処理前

  
   

処理後

  

 

お客様からいただくよくある質問を集めました。

Q.

 ネプロス処理の処理時間はどのくらいですか?

A.

同じステンレスでもその素地の状態(加工時の焼入れ履歴、材質自体の組成など)によって差があります。
例えば、未処理のSUS304を20~30ミクロンエッチングするのに、#505で約3分、#507で約2分かかります。

Q.

 電解研磨やバフ研磨と同等の粗度を保証できますか?

A.

できません。
​化学研磨は金属の表面粗さを改善はしますが、素地の元々の粗さから受ける影響が大きく、また、バフ研磨や電解研磨のように削りたい部分を選択的に削るということができません。従いまして、おおむね『元の粗度を30~50%改善できる』と考えてください。

Q.

 ステンレスなら何でもネプロス処理できますか?

A.

光沢を出したい場合(B処理)はオーステナイト系のみ可能です。
バリ取りや減肉の場合(A処理)であれば、マルテン系やフェライト系にも応用可能な場合があります。
​対応表をご覧いただくか、ご相談下さい。また、ステンレス以外の金属も可能です。

Q.

 タイサンメイは液を売ってるの?処理をやってくれるの?

A.

当社はネプロス処理液の販売を行なっておりますが、加工のご依頼を頂いた際は本処理を行っているお客様をご紹介します。

Q.

 自社で処理をしたいんだけど、結構投資費用がかかるんじゃないの?

A.

ゼロからのスタートですとそれなりに準備は必要ですが、電解研磨やその他機械的な研磨技術に比べれば、設備が大掛かりで無い分、初期投資は小さくて済みます。
工業的に始めるにあたって理想的な設備は

1. 排水処理設備(酸・アルカリ・凝集沈殿)
2. 排ガス設備(酸性ガス)
3. 前処理槽(フッ酸・塩酸・溶剤脱脂など)
4. 本処理浴槽(チタン、ホーロー、ガラスビーカーなど)
5. 洗浄槽(純水・お湯・超音波槽・溶剤置換など)
6. 乾燥設備(温風乾燥機・エアブロウ・真空乾燥機など)

​小規模で行うのであれば、本処理浴槽と洗浄槽があれば始められます。 ですから、初期の少量のケースは当社の受託加工をご利用いただき、大量になったとき、またはそのときまでに、貴社での投資をお考えいただけばよろしいでしょう。

Q.

 「ネプロス」ってどういう意味ですか?

A.

ネプロス社創設者で初代社長である林信次(2003年没)が作った略語で「Non Electrical Polish Lightner Of Stainless Steel」の頭文字を取って「NEPLOS」としました。

 

最近の更新 2022年05月31日