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ホンダ ・オートモービル シティの新モデルを発表



 ホンダ・オートモービル(タイランド)社は12日、小型乗用車「シティ」の最新モデルを発表した。スポーティーなデザインに加え、LED昼間点灯用ライトを装備するなどラグジュアリー度を高めた。12か月間で3万6000台の販売を見込んでいる。希望小売価格は55~75万バーツで据え置いた。
 ピタック・プリティサーリコンCOO=写真中央右=は、ホンダがタイの乗用車市場で2016年も2年連続販売台数1位(同社調べ)を記録したことを指摘。17年も新モデルの投入や販促活動を通じてトップ・シェアを維持すると述べている。16年のホンダのタイでの新車販売台数は10万7342台、前年比4・3%減だった。
 ピタックCOOは今年のタイ国内の新車市場は回復に向かうと予測している。5年前の初めての新車購入に対する税制優遇措置の下での車両保有義務期間が切れるため、買い替え需要が期待できることが理由。市場規模は80万台に回復すると見ており、ホンダは前年比12%増となる12万台の販売を目標に掲げた。一方で輸出に関しては多くの国の経済がまだ回復していないため、見通しは明るくないと述べている。タイ工業連盟(FTI)は17年の輸出台数を前年並みの120万台と予測している。
 ピタック氏は、ホンダが小型車の生産拠点とするプラチンブリ工場について今月からフル稼働させることを明らかにしている。一方で、アユタヤ工場は中大型車の生産に特化し、生産ラインを2本から1本に減らすことを明らかにした。



日付 : 2017年01月16日

By : 週刊タイ経済

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