ジェイテクトのタイにおける自動車部品および軸受の生産・販売拠点のジェイテクト（タイランド）が設立50周年を迎え、15日に式典を開いた＝写真。１９６６年に前身となる軸受の輸入販売会社を設立、27年前の89年にはチャチェンサオ県バンパコン郡に主力製品の軸受部品であるクロスピン、プロペラシャフトの製造工場を設立してタイ現地生産を開始した。96年にはステアリングの現地生産を開始、その後、タイ経済の成長と共にベアリング、ステアリング、駆動部品の生産と販売にも進出、グループ会社の現地法人も含めると、現在タイ国内に６社の製造、営業拠点があり、従業員数も４８００人規模になっている。

　昨年には、さらなる飛躍を遂げるため第２の製造拠点となるゲートウェイ工場を立ち上げた。さらに今年度はジェイテクト・タイランドがアセアン地域８社の統括機能として事業が行えるよう体制を整えていく。

　20年にはアセアンにおける現在のシェアをステアリングで68％から75％へ、ベアリングの主力であるＨＵＢベアリングで29％から40％に引き上げることが目標。


日付 : 2016年09月19日

By : 週刊タイ経済