新日鉄住金が出資するＮＳブルースコープ社は、タイ国内の鉄鋼の需要を刺激する政府の投資政策に期待している。今年の売上高は前年の１６０億バーツから３～５％増を期待している。特に国境地帯の特別経済区（ＳＥＺ）政策は、倉庫、工場や住宅の建設増をもたらし、同社の主力とする塗装鋼板などの高品質の鉄鋼製品の需要増につながると期待している。また近隣諸国の経済成長も、これらの国での鋼板需要を押し上げると見ている。ラオス、カンボジア、ミャンマー向け輸出強化のため設備増強も計画している。


日付 : 2016年05月16日

By : 週刊タイ経済