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ドンムアン、スワナプーム、ウタパオ 3空港結ぶ鉄道構想

 プラユット政府はスワナプーム空港とドンムアン空港、ウタパオ空港を電車で連結する野心的な計画「スーパーリンク」を打ち出している。現在、都心とスワナプーム空港を結ぶ「エアポート・リンク」が運行しているが、これをドンムアン空港とラヨン県のウタパオ空港まで延伸させるという構想。スワナプーム空港とドンムアン空港を電車で結ぶ計画は以前からあったが、プラユット首相はスワナプーム空港とウタパオ空港を結ぶ電車の研究をすでに命じている。

 オームシン・チワプルック運輸副大臣によれば、エアポートリンクのパヤタイ駅とドンムアン空港を結ぶルートは総工費311億バーツで、来月にも閣議に計画を提出する予定。パヤタイ~バンスー区間とバンスー~ドンムアン区間に分けて開発する。

 パヤタイ~バンスー区間の7・8㌔㍍は、4・3㌔㍍が高架、3・5㌔㍍が地下とする。バンスーからはフアラムポーンを結ぶレッドラインのプロジェクトがあるため、まずはパヤタイ~バンスー区間を先行して開発する。着工は今年9月、2020年の開通を目指す。

 バンスーからドンムアンの区間については、新たな電車路線を建設するだけのスペースがあるかどうか、調査が必要。同区間の開発は取りやめ、バンスー~ランシット区間のレッドラインで対応することも考えている。レッドラインは国鉄が担当している。


日付 : 2016年02月01日

By : 週刊タイ経済

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