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スワナプーム空港 拡張費は550億バーツ

タイ・エアポート社(AOT)のニティナイ・シリサマッタカーン社長によれば、スワナプーム空港の拡張プロジェクトの総工費は当初見積もりの620億バーツを下回る550億バーツ程度にとどまる見通し。予定価格を算定する作業を進めている最中で、年内にとりまとめ、来年第1四半期(1~3月)にも入札を実施する。
 同社長によれば、拡張プロジェクトは6つに分かれる。最初に着工するプロジェクトは、旅客ターミナルと新たなコンコースを結ぶ電気系統の敷設で、工期は3年。その後、他の部分のプロジェクトも漸次着工する。
 同空港の現在の旅客処理能力は4500万人。拡張事業が完成すれば6000万人に増える。一方、ドンムアン空港は今年末までに第2ターミナルの供用を再開予定で、同空港の旅客処理能力は1850万人から3000万人に増える。プーケット空港は来年2月にも第2旅客ターミナルが完成予定で、旅客処理能力は600万人から倍増する。
 AOTによれば、10月25日から3月26日までの冬季に航空6社が新たにスワナプーム空港に乗り入れる。この結果、この半年間の同空港の航空便数は14万9000便、前年同期比19%増となり、旅客数は2480万人、前年同期比18%増が予想されている。同空港に乗り入れる航空会社の数は124社に達する見通し。
 新たに乗り入れる航空会社のうち重慶航空、ドイツのユーロウィング、メガ・モルジブ航空の3社は、タイに初めて乗り入れる。



日付 : 2015年11月16日

By : 週刊タイ経済

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