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ホンダの四輪輸出好調 シティとHR-Vが牽引

 ホンダの四輪車事業を手掛けるホンダ・オートモービル(タイランド)はこのほど、同社の上半期(1~6月)の輸出額が計408億バーツに達し、前年同期から27%拡大したと発表した。上半期は、アジア・オセアニア地域での小型乗用車「シティ」の需要拡大に加え、スポーツクロスオーバーの「HR―V」を新規に市場に投入したことで輸出が伸びたという。

 完成車(CBU)のタイからの輸出額は上半期に前年同期比78%増の190億バーツになった。豪州と中東諸国でホンダの各車種の需要が高いことが完成車輸出を押し上げた。CBUを車種別でみると、「シティ」「HR―V」「ジャズ」が主力モデルで、完成車輸出全体の70%を占めている。

 また完全ノックダウン部品(CKD)の輸出額は197億バーツで、前年同期比3%増だった。インドネシア、マレーシア、南米の各工場向けの需要が伸びた。ホンダはタイ拠点から自動車用スペアパーツ、アクセサリー部品など各種自動車部品も輸出している。自動車部品の輸出額は上半期に16億バーツとなり、前年同期比で25%増となった。


日付 : 2015年08月24日

By : 週刊タイ経済

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