ユーザー名 パスワード
クイック検索
キーワード

タイで初のMERS感染確認 75歳のオマーン人男性を隔離

 保健省は五月一八日、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染者が確認されたと発表した。オマーン人男性(75歳)で、心臓病の治療を受けるため一五日に入国し、バンコクの私立バムルンラート病院を訪れていた。発熱などの症状があったため病院からの連絡を受けた保健当局が検査し、一八日に感染を確認した。感染確認後、ノンタブリ県にある国立バムルンラート・ナラドゥン研究所の病院に隔離されている。なお帯同した息子2人についても感染疑いが持たれている。

 タイでMERS感染が確認されたのはこれが初めて。タイ人の感染例はまだ報告されていない。私立バムルンラート病院は感染者と接したスタッフを業務から外し、監視を続けている。私立バムルンラート病院のあるスクムヴィット・ソイ1、中東からの観光客の多いソイ3(ナナ)付近はMERS感染者発生のニュースを受け、人通りが減っている。


日付 : 2015年06月22日

By : 週刊タイ経済

登録