ユーザー名 パスワード
クイック検索
キーワード

鉄道新線の日タイ共同開発 東西、南北2路線の建設で合意

 プラチン・チャントーン運輸相は三月三一日、複線鉄道新線プロジェクトについて、カンチャナブリ~サケーオ間とバンコク~チェンマイ間の2路線を日本との共同プロジェクトで開発する見通しになっていることを明らかにした。プラチン大臣はこの日、日本の国土交通省の武藤浩審議官と会談しており、会談後の会見で、日本は両方のルート建設に強い意図を持っていると述べ、プラユット首相の最終判断を待つだけとなっていることを説明した。武藤審議官は会議で、2つのプロジェクトの合意案の原案を提示している。四月終わりには内閣で決定し、五月の合意覚書署名を予定している。プラチン大臣は来年にも、建設工事が始まるとしている。

 プラユット首相はこれより前、カンチャナブリ~バンコク~レムチャバン~アランヤプラテートを結ぶ鉄道新線の開発で、外国の投資を歓迎するとしていた。日本はミャンマーの開発支援に積極的で、このルートはミャンマーのダウェーとレムチャバンを鉄路で結ぶことになるため、日本の当局は魅力的なプロジェクトと考えている。


日付 : 2015年04月06日

By : 週刊タイ経済

登録