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マプタプット工業団地 軍政が開発予算を承認

 国家平和秩序維持団(NCPO)は七月三一日、東部臨海工業地帯(イースタンシーボード)開発委員会が提案したラヨン県マプタプット工業団地の汚染排出削減計画の予算6億7700万バーツを承認した。軍政の経済担当のプラチン・チャントーン副団長は、二〇一四年度予算から資金を割り当てると述べ、もし不十分ならば、二〇一五年度予算で追加配分するほか、団地内の事業者にも任意に拠出してもらうことになるとしている。マプタプット工業団地とその周辺地域で発生する生活ゴミの堆肥化、ゴミ発電を進める計画。マプタプット病院とラヨン病院は、産業関連の疾病などの治療能力を強化し、モバイル・ユニットや機器も拡充する。運輸面でも商品輸送の増加に対応するための整備を進める。

 マプタプット工業団地エリアは総面積2万1000ライで、5つの工業団地、港湾と151棟の工場から成る。プラチン空軍司令官は、同工業団地には拡張の余地があるものの、周辺コミュニティや環境への影響を軽減することが先決だと述べている。

 マプタプット工業団地を経営するタイ工業団地公団(IEAT)のウィラポン・チャイプーム総裁は、チョンブリ県レムチャバン港の貨物輸送の混雑緩和を支援するため、マプタプット港第3フェーズの開発計画で、コンテナ船の設備を充実させる計画があることを明らかにしている。今後、準備調査を開始し、二〇一五年終わりまでに調査を完成させる。


日付 : 2014年08月18日

By : 週刊タイ経済

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