タイコン インダストリアル コネクション パブリック カンパニー リミテッド(Ticon Industrial Connection Public Company Limited)

自社工場の賃貸と販売サービスのTICONでお話を伺いました

貸し工場のタイコン● タイに進出できる規模とはどのくらいか?

中小企業のお客様であれば、工場の規模が具体的にどのくらいというよりも、その企業の顧客がタイに進出しているか否かというのがポイントだと思います。中小企業は下請け企業であることがほとんどですので、タイに工場を構えることで輸送コストが安くあがりますし、地元で安いマテリアルを調達したり、人件費を安く抑えたりして、日本と比較してどの程度運営費用が浮くのかということがひとつの分かれ道でしょう。浮いた費用、または経常利益に対して、どの程度の大きさの工場が賃貸できるのか、マシンが入れられる広さなのか、将来的に拡張できるのかといった点に注目しながら、工場を選ぶ目安にしていただければと思います。

弊社の賃貸工場には、3~4年前はメーカー、昨年は下請け企業、今年に入ってからは製造マシンのサービスをする企業の入居が相次いでいます。シンガポール、マレーシア、香港から規模を拡張するので第2工場をタイに、というお客様も多いですね。日本から初めて海外進出するというよりも、一度海外に進出された企業が第2工場をタイに作るという場合が多いようです。これはリスクの分散も理由のひとつだと思います。

● どのくらいの期間で契約するか?

賃貸工場をご利用になるお客様は、3年をひとつの目安として契約される場合が多いです。賃貸期限が切れる3カ月前に更新の確認をするわけですが、弊社のお客様は安定して利益が出ているお客様が多く、タイから撤退するといったケースはほとんどなく、そのまま継続していただいています。

隣接する工場が契約期間の満了で引っ越された場合、隣が空いたことをお知らせすると、「やっと空いたか」ということで、ご自身の工場とつなげて使うケースもあります。料金が総床面積に比例しますので、工場の建物を2階建てにするより、2軒借りたほうが土地を有効に使えるからです。

● 年に何社くらいの新規利用があるか?

2002年には86社、2003年には102社、2004年には140社と、加速的に延びているのが特徴的です。2005年もご契約ラッシュが続いております。弊社ではスムーズに賃貸工場を提供できるように常に土地を購入しております。更地から特殊な床荷重をご希望されることもあり、賃貸のメリットは単に早期操業だけでなくなっております。

● 人気の工業団地はどこか?

弊社の貸し工場はタイ国内の11の工業団地にありますが、業種でかなりばらつきがあるので、どこが人気かというのは一概には言えません。アユタヤ・ロジャナ、北部方面であれば電子部品関連、アナタナコンはあらゆる業種、また、自動車関連、金型やプレスマシンを使うところは地盤の硬いラヨーン圏を希望されます。

● 新空港の開港に影響はあるか?

現在弊社の標準賃貸工場を物流倉庫として貸してほしいというニーズがあり、倉庫として利用されているお客様が全体の10%ほどいます。お客様はエンドユーザーの近くで、かんばん方式でリアルタイムの納品をしているところが多いからです。この状況から弊社では、バンナートラート40km地点に388ライの用地を取得してロジスティックパークを建設中です。新空港に近く、レムチャバン港にも便利がいいので、物流の拠点にできたらと思っています。

このロジスティックパークには、免税区の恩典を用意しようという動きがあります。そうすることで、海外から原料や材料を持ってきてタイ国内に置いておく場合、このロジスティックパークに置いておけば免税されるというメリットがあります。

お話: TICON INDUSTRIAL CONNECTION PUBLIC COMPANY LIMITED
堀江茂行 ジャパニーズマーケティンググループマネージャー

 

 
 
 
 
 
 
 
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