タイコン インダストリアル コネクション パブリック カンパニー リミテッド(Ticon Industrial Connection Public Company Limited)

自社工場の賃貸と販売サービスのTICONでお話を伺いました

貸し工場のタイコン● タイへの進出を考えたときに

タイへの進出を考えているお客様は、独自にFS調査(フィージビリティスタディ調査:商品化や事業化の可能性について調査すること)をしてきます。

当社ではいろいろな業種のお客様がFS調査の初期にコンタクトしてきますので、過去の経験をもとにアドバイスをしております。

  • どんな産業をターゲットにするか
  • 海外への輸出が多いのか、タイの国内売りが多いのか
       → 輸出加工区/一般加工区のどちらが適しているのかを見極めるため
  • (国内売りが多い場合)物流の関係でどの場所が適しているのか、エンドユーザーの近くに工場を持ちたいのか

などをまず伺ってご相談に入らせて頂きます。

例えば、操業開始から1~2年の間は日本からお付き合いのあるエンドユーザーをターゲットにする傾向にありますが、タイの市場を開拓していきたいというお客様は、5年計画を立てたときにエンドユーザーにこだわらず、タイの市場全体を分析して、見通しを立てるということも必要です。

これは一例ですが、お客様の主なお取引先がアユタヤ方面にいて、そこへ至便なロジャナ工業団地に弊社の貸し工場を借りたとします。しかし、5年先にはラヨーン方面にお取引先が増えるかもしれません。その5年先を見すえて、工場の拡張計画を立てられることのご相談に乗ることがあります。

最終的にはお客様の判断になりますが、日本語でしか表現できない細かい部分をくみ取りながら経験に基づいたアドバイスをしております。

● 貸し工場を使うことのメリット

弊社をご利用頂くことのメリットというのは、まず短期間で工場を立ち上げることができることです。短期間で立ち上げられれば、今のタイではそれだけ早く利益を得ることができます。自前で工場を立ち上げようと思うと、完成までに1年半程度の時間がかかってしまいます。現在タイという国は非常に伸びていますが、1年半後にこの経済が変動しているかどうかは誰にもわからないというのが正直なところです。

他にも、自前で工場を立ち上げるよりもリスクが少なく、リスクが少ないために広い場所を借りることができます。また、ターゲットとなる市場の変動に柔軟に対応できるというのが主なメリットといえるでしょう。

● 貸し工場のカスタムユース

今年の4月くらいまでは、標準的な工場を賃貸するということをメインに動いていたのですが、そこに加えて、最近のお客様は使い勝手の良さを求められるため、ご要望に合わせて更地に工場を建てるということも請け負っています。弊社では毎月のように標準化された建物がどこかの工業団地に建てられているといった状況ですので、同じパーツを使ってカスタム的な大きさのものを作ることができるのと、同じ資材を使うのでコストも抑えられます。

また、弊社の工場はスタンドアローン(独立した)になっています。住宅でいうなら土地つき一戸建てのようなものです。建ぺい率は40%くらいなのですが、その空き地面積が多いとお客様は自分なりのカスタマイズができるというので、使い勝手が良いと評判のようです。ふたつの隣接する工場の土地をくっつけて、そこへカスタマイズした工場を建てて、ひとつの工場のようにして使用されている例もあります。

大手企業は自前で工場を建ててしまうと、それが資産になってしまい、事業計画の変更が出た場合に、工場を売却するのは非常に困難だといった状況があります。そういったリスクや手間を減じるために、貸し工場をご利用頂くというのが最近の動向です。

お話: TICON INDUSTRIAL CONNECTION PUBLIC COMPANY LIMITED
堀江茂行 ジャパニーズマーケティンググループマネージャー

 

 
 
 
 
 
 
 
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